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 奉斎主神
  
  御嶽教が奉祝申し上げる神様は、下記の三柱の大神
  御一体と(あが)(とうと)び奉りまして、これを”御嶽(おんたけ)大神”と尊称申し上げ
  その御霊徳(れいとく)、御神(けい)尊信(そんしん)仰慕(ぎょうぼ)し、感謝(かんしゃ)し奉るのであります。
        

              


  國 常 立 尊(くにのとこたちのみこと)
    この大神は、天地開闢(かいびゃく)(はじ)め、天地と共に()()()して
    常久(とこしえ)無限(かぎりなき)(ちから)(あらわ)し、不断(たえず)萬物(ばんぶつ)(せい)(やしな)い給い、
    (あまね)造化育成(ぞうかいくせい)(つかさど)り給う、天地の大元霊(だいげんれい)にして、
    真源太素(しんげんたいそ)尊神(そんじん)に坐します。

  大 己 貴 命(おおなむちのみこと)
    この神は、(いつ)大国主神(おおくにぬしのかみ)と申し、又通俗(つうぞく)大黒様(だいこくさま)と称し奉る、
    慈悲円満(じひえんまん)で、耕作豊穣(こうさくほうじょう)(まも)り、福徳(ふくとく)(あた)え、子宝(こだから)(さず)け、
    縁結(えんむす)びを(つかさど)り給う、福徳神に坐します。

  少 彦 名 命(すくなひこなのみこと)
    この神は、大己貴命と御力(みちから)を合せ、御心(みこころ)を同じうして
    天下の(たみ)(たす)(すく)い、長寿(ちょうじゅ)(まも)り、病難(やまい)(いや)し、禁厭(まじない)(つかさど)り給う、
    通俗に薬師(やくし)様と称し奉るところの霊妙神(れいみょうじん)に坐します。

  崇敬神(すうけいじん)配祀神(はいしじん)
    崇敬神としては、本教の根本道場(こんぽんどうじょう)たる木曽御嶽黒沢口(きそおんたけくろさわぐち)登山道
    開闢(かいびゃく)の大行者(ぎょうじゃ)たる、覚明霊神(かくめいれいじん)、及び同じく王滝口(おうたきぐち)登山道
    開闢の大行者たる、普寛霊神(ふかんれいじん)二柱(ふたはしら)を、開山霊神(かいざんれいじん)と称し奉り、
    配祀神としては、天神地祇(あまつかみくにつかみ)(いつ)き奉りて尊崇します。

  教会の崇敬守護神
    各教会に於ては、御嶽大神を主祭神とし、産土神(うぶすなのかみ)を始め、その教会の特殊(とくしゅ)御守護神(おんしゅごじん)又は
    霊神を崇敬神とし、天神地祇を配祀神として崇め奉ります。

御嶽教(おんたけきょう)七五三(なごみ)(おしえ)
  三 教 律(さんきょうりつ)
   一、(よろ)しく、神徳神恩(しんとくしんおん)に、(ほう)ずべし
   一、(よろ)しく、人倫(じんりん)(みち)を、(まっと)うすべし
   一、(よろ)しく、本業正紀(ほんぎょうせいき)を、(おこた)(なか)
  五 教 言(ごきょうげん)
   一、登拝(とはい)して、心洗(こころあら)えの、御教(おんおしえ)
   一、(やま)()く、(ちから)(いの)れの、御教(おんおしえ)
   一、愛憐(あいれん)の、(なみだ)ながせの、御教(おんおしえ)
   一、にこにこと、()()()えの、御教(おんおしえ)
   一、戒行衣(かいぎょうい)(つね)にまとえの、御教(おんおしえ)
  七 行 道(しちぎょうどう)
   汎信(はんしん)(みち) (しん)ずるは(やす)らうの(みち)(うた)ぐるは不安(ふあん)(みち)
          (しん)ずる(こころ)(やしな)い、(かみ)(とも)(あゆ)
   温愛(おんあい)(みち) (あたた)かきは(そだ)(みち)(つめ)たきは()れる(みち)
          (あたた)かき(こころ)(やしな)い、(そだ)てる(みち)(あゆ)
   和合(わごう)(みち) ゆるすはゆるされる(みち)()めるは()められる(みち)
          ゆるす(こころ)(やしな)い、(ひろ)(みち)(あゆ)
   感謝(かんしゃ)(みち) 感謝(かんしゃ)(まも)られる(みち)不平(ふへい)()てられる(みち)
          感謝(かんしゃ)(こころ)(やしな)い、守護(しゅご)ある(みち)(あゆ)
   奉仕(ほうし)(みち) つくすは()しを()(みち)(もと)めるは()りを()(みち)
          (つく)(こころ)(やしな)い、()すの(みち)(あゆ)
   勤労(きんろう)(みち) (あせ)(なが)すは(みそぎ)(みち)(あせ)()しむは(けが)れの(みち)
          (あせ)(あい)する(こころ)(やしな)い、(あせ)(きよ)めた(みち)(あゆ)
   永生(ながいき)(みち) 明朗(あかる)きは()いざるの(みち)陰気(くらき)短命(たんめい)(みち)
          (みち)()りて童心(あかるきこころ)(やしな)い、不老(ふろう)(みち)(あゆ)

御嶽教立教の沿革
  
   神代の昔、大国主神(おおくにぬしのかみ)の第二の御子(みこ)健御名方命(たけみなかたのみこと)(諏訪大明神)が出雲(いづも)の国より
  信州諏訪湖の(ほとり)へ御下りになり、信濃の国を開発せられたる時、木曽谷を御巡行(ごじゅんこう)
  途次(とじ)「御嶽」の霊峰を讃美(さんび)し給いて、その山上に造化(ぞうか)大元霊(おおみたま)たる天地開闢(てんちかいびゃく)
  国常立尊(くにのとこたちのみこと)と、御父神(ちちがみ)たる大己貴命(おおなむちのみこと)と、御父神と、同功一体の少彦名命(すくなひこなのみこと)三柱(みはしら)
  大神を御勧請(ごかんじょう)になり、国家の安穏と五穀の豊穣を御祈りなされたと伝えられています。
  其の後、文武天皇(もんむてんのう)大宝(たいほう)年中には(えん)小角(おづの)神変大菩薩(じんべんだいぼさつ))、桓武(かんむ)天皇延暦(えんりゃく)年中には
  空海(くうかい)弘法大師(こうぼうだいし))、醍醐(だいご)天皇延喜(えんぎ)年中には北白川宿衛小将重頼卿(きたしらかわすくえしょうしょうしげよりきょう)(白川大神)、
  下っては、木曽義昌(きそよしまさ)武田勝頼(たけだかつより)等、名僧(めいそう)国司(こくし)名将(めいしょう)名家(めいか)登拝祈請(とはいきせい)された。
  江戸時代中期(なかごろ)天明(てんめい)寛政(かんせい)年中には、開山霊神として仰ぎ尊ぶ、御嶽山黒沢口
  登山道の御開闢(ごかいびゃく)たる尾張(おわり)覚明霊神(かくめいれいじん)、又、(どう)王滝登山道の開闢たる武蔵(むさし)普寛霊神(ふかんれいじん)
  御偉業により、各地に講中が結成され、御嶽信仰の基礎が築かれました。
   この霊神の末流の御一人たる江戸浅草に住居せられた、御嶽信仰の大行者
  下山應助(しもやまおうすけ)先達が明治維新の際全国に(わた)る御嶽山関係の多数の講社(こうしゃ)多数の信徒(しんと)
  糾合(きゅうごう)して、一大教団(きょうだん)の結成を提唱(ていしょう)し、数年に亘る艱難辛苦(かんなんしんく)の末明治十五年五月十七日に、
  その公許(こうきょ)を得たのであるが、下山先達は、()れその(にん)にあらずとして、時の神道学者
  平山省斎(ひらやませいさい)先生に初代管長の栄冠(えいかん)(ゆず)られました。
   かくて御嶽教は、立教以来歴代管長殿各地の教会教師の精進により、奉斎主神の
  御神徳を示現し、その道統(どうとう)継承(けいしょう)し、行と悟りの二道を以って人心の救済と安定、又、
  神恩感謝・明朗生活の実現、更には平和世界の建設にも貢献(こうけん)せんとする時代相応の
  宗教として、現在に受け継がれております。


御嶽教合掌訓
  
   合掌は神々に通じ 福徳(ふくとく)(いただ)く 唯一(ゆいいつ)の道である


   合掌は万人に通じ 幸運(こううん)(まね)く 唯一の道である

   合掌は世界に通じ 平和を(きづ)く 唯一の道である

御嶽教神霊讃歌

   一、日月(じつげつ)の 高く めぐりて
      吹く風に はるる 雲きり
      雪白く 嶺に かがやき
      (あま)そそる 木曽の御嶽(おんたけ) 木曽の御嶽

   二、玲瓏(れいろう)()める 御姿(みすがた)
      (とこ)とはの 国の いしずえ
      山霊の いぶき かかりて
      人みなの 心(きよ)まる 心浄まる

   三、信仰のまこと (ささ)げて
      よじ登れ 道は 一すじ
      禍罪(まがつみ)の 消えて 跡なく
      幸福(さきはい)は 身にぞ(あま)らむ
 身にぞ余らむ

()真言(しんごん)

   御嶽大神(おんたけおおかみ)守護(まも)(たま)え、(みちび)(たま)

       (しん)()如嶽(じょがく)神恩(しんおん)如海(じょかい)  (三遍奉稱)



 祈念(いのり)(ことば)

   (おん) (たけ) (おゝ) (かみ)

   (ざん) () (はん) (せい)  (ろっ) (こん) (しょう) (じょう)

   (はち) (なん) (そく) (めつ)  (はち) (ふく) (そく) (しょう)

   (てん) () (たい) (へい)  () (ない) (あん) (ぜん)


御嶽教歴代管長殿(敬称略)

   創    祖              (しも) (やま) (おう) (すけ)
   初    代
管 長 大 教 主    (ひら) (やま) (せい) (さい)
   二    代 管 長 大 教 主    (おおとり)   (せっ) (そう)
   三    代 管 長 大 教 主    (やま) (しな) (こと) (なわ)
   四    代 管 長 大 教 主    (じん) (ぐう) (たか) (とし)
   五    代 管 長 大 教 主    (じん) (ぐう) (よし) (とし)
   六    代 管 長 大 教 主    (なか) (やま) (ただ) (のり)
   七    代 管 長 大 教 主    () (まえ) (ひろ) (きち)
   八    代 管 長 大 教 主    (わた) (なべ) 銀治郎(ぎんじろう)
   九    代 管 長 大 教 主    (わた) (なべ) (てる) (きち)
   十    代 管 長 大 教 主    () (みや) (やす) (ゆき)
   十 一 代 管 長 大 教 主    (おお) (もも) (よし) ()
   十 二 代 管 長 大 教 主    (むら) (とり) (くに) ()

    (現 在)