木曽御嶽山登山道整備
今年も御嶽山登山道の安全を期して 7月2日
御嶽山の山開き(7月1日)の翌日、恒例の登山道整備作業が実施された。木曽町側の黒沢口と王滝村側の王滝口の両登山道に、地元有志を始め100名(黒沢口35名、王滝口70名余)の人々が、小雨の降る中で懸命の整備作業を行なった。
この夏も御嶽山に登山・登拝される皆さんの安全を願って、伸びた樹木の枝葉を刈り、水路の土砂を取り除き、側溝の清掃や階段の枕木を取り換え打ち直しなどの作業に汗を流した。
御嶽教からは、管長以下13名が午前8時に王滝口の田の原に集結して作業奉仕を行ない、12名は雨が降りしきる中で田の原から登山規制(10日迄)の8合目の避難小屋までの登拝を実施し、王滝頂上への遥拝を行なった。
下山途中の7合目御嶽神社遥拝所において、管長司祭の下、この夏の登拝安全とコロナ禍の疫病退散を祈願し、熱祷を捧げた。日野製薬販売所にて名物のそば定食に舌鼓を打ち、解散後、三々五々家路を目指して帰路に就いた。
なお、その後王滝頂上への入山は10日に規制解除された。