御嶽山大和本宮

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第68回 御嶽山雲上大御神火祭

2021年8月13日

第68回 御嶽山雲上大御神火祭  令和3年8月8日(日)

昨年からのコロナ禍の世界情勢の中にあって、今年の第68回雲上大御神火祭は、内容的に大きな意義のある御神火祭ともなりました。

それは昭和29年に初回の雲上大御神火祭を御嶽山頂上(御山)において8月8日午前2時に斎木を焚き上げ、世界平和等の諸願成就を祈願された大原則を、今年も引き続き実施できたことです。

今年は滋賀大教会のご奉仕により8月8日午前1時、八海山行場において浄火を焚き上げていただき、そして焚き上げた御神火を木曽本宮に遷して、8日午後8時、全国より奉献された数10万本の斎木を焚き上げ、敎内はじめ広く世の中へ御神徳をお分ちすることができました。

 御神火祭の奉仕団も、昨年はコロナ禍のため本年に延期して頂いた滋賀県教区及び滋賀大教会の教師・信徒の方々約130余名が心一つにご奉仕していただきました。加えて地元はじめご来賓の皆様のご来臨を仰ぎ、本部役員はじめ各地より参拝又奉仕の教師・信徒・一般参拝者の参集を得て本来の大御神火祭の姿となって斎行できました。

何よりも有り難かったのは、天候です。実施前には7日から三日間の雨予報があり、加えてトリプル台風の影響は避けられないものと思っておりましたが、八海山祭場、木曽本宮祭場いずれも晴天の下、穏やかな天気に恵まれ、関係者や参拝者の神恩感謝の喜びが祭場に満ち溢れておりました。

誠に感謝にたえない思いの中、神様霊神様が感応納受して戴けたことと喜んでおります。御嶽教においては、何はさておいても重要な行事・神事であり、どのような状況にあっても御山での御神火祭の原則意義は堅持していかなければなりません。管長就任時の「不易流行」が継続されました。

改めて神仏のご加護に感謝し、関係者各位に厚く御礼申し上げます。

 

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