開教140周年記念 大和本宮感謝大祭を斎行致しました
待ちに待たれたる開教140周年記念大祭を、10月27・28日に亘り、大和本宮に於いて荘厳、盛大に斎行いたしました。
下山応助大人命が、自らの職を離れ専ら教外にあって宣教に従事し、登拝時期には御嶽山麓に寓居し、布教に心血を注がれました。その後、明治政府より本教特立許可出願人たる御嶽教会長大教正平山省斎外1名に対し、許可指令が出されました。
書面願之趣聞届候事
但神道御嶽派ト称スヘシ
明治15年9月24日
内務卿山田顕義代理
大蔵卿 松方正義
令和4年御嶽教は、特立140年の佳節を迎えることとなりました。
大神様霊神様への真の味物、教師・信徒・崇敬者よりの心のこもった幣帛をお供えし、御心慰めの御嶽神楽の御鈴の音も清々しく奉舞し、御心勇めの浄化焚き上げ秘法の神事は厳しく美しく、その御火の力強さ温かさを感じ、木曽の御山の弥高々と動きなく、木曽の川瀬の弥長の尽きる事なき様感謝のこころを持ち拝み奉りました。
27日には寧鼓座(なこざ)皆様の太鼓奉納。28日にはお服上げ(おふくあげ・装束をお着けすること)を皆様の前で披露させて頂きました。これは、三代管長山科言縄卿が宮中での洋装化等から旧儀の衰退を明治天皇に憂慮進言されたことにより、陛下の思し召しを賜り、衣紋教授の御下命をいただきました。爾来100年にわたり受け継がれてきた山科流。その山科流衣紋者の杉田潤様と職員による着装であり、不思議な御縁に導かれし1日でございました。
幾度の戦争、数多の災害、お山の噴火やコロナ禍等、何が起こるか分からない世の中です。しかし吉兆も同じで、いつ私たちの前に笑顔で遣ってくるか分かりません。
いかならむ ことある時も うすせみの
人の心よ ゆたかならなむ
明治天皇御製「心」
いつ、いかなる思いがけぬ異変が起きても、世の中の人々の心は、慌てふためくことなく、広く豊かでありたいものである御意
教えの所でも、家庭でも、思いがけないことは、大、小を問わず起こるものです。その時に狼狽えて騒ぐことなく、日頃より神色自若、不動のこころを養いましょう。
大神様、霊神様の御神陵を頂く。教会長先達先生は、御信徒や崇敬者の方に寄り添って下さい。又御信徒の皆様も、先生に寄り添って下さい。そして新しい年を迎える日を豊かに、健康でお進みください。教団も150周年の佳節に向け、皆の見本となる教団作りに進んでまいります。
・開教140周年記念感謝大祭開祭
・修 祓
・御 開 扉
・ 御 開 扉
・奉 幣 行 事
・祝 詞 奏 上
・七五三の教え垂示
・神楽奉舞(27日)
・焚 火 神 事
・焚 火 神 事
・斎主玉串奉奠
・御 閉 扉
・斎主御教話
・寧鼓座の皆様
・寧鼓座の皆様の太鼓奉納
・参 進
・お服上げ(おふくあげ)28日
・お服上げ(おふくあげ)28日
・お服上げ(おふくあげ)28日
・神楽奉舞(28日)
・神楽奉舞(28日)
・資料館展示(九代管長様を偲んで)
・九代管長様御装束
・日野製薬様
・キッチンカーBBB様
・下阪漬物店様
・木元SDGs店様