日本の中心に位置し、長野県と岐阜県にまたがる標高3067メートルの複合成層火山、我が国の最も有名な霊山の一つで信仰登拝の歴史は古く702(大宝2)年、役の小角の開山に始まると言われています。
江戸時代末期までは一部の武家のみにしか登拝は許されず、しかも百日間の重潔斎を満行した者に限られていました。
一般に登拝されるようになったのは、1785(天明5)年、覚明行者の黒沢口開山、1792(寛政4)年、普寛行者の王滝口開山以来で、軽潔斎での登拝が許され、毎年夏山には白衣に金剛杖の登拝者でにぎわっています。
御嶽山に鎮まります
この三柱の神様を御一体として御嶽大神と称え、お祀り申し上げております。
御嶽教は御嶽山を根本道場として発生し、ここに登拝する崇敬信仰者が集団結合して明治15年5月17日に立教独立を明治政府より公認、同年9月28日に開教されて以来136年の歴史を歩んでまいりました。
○○教と申しますと、なんとなく得体の知れない新興宗教と思われる方も多いようですが、御嶽教は山岳信仰、民間信仰として古くから親しまれ、教祖を持たず、選挙によって管長を選出する民主的な信仰団体であり、明治天皇より勅許を受けた教派神道であります。
御嶽教では行道の修行道場としてまた、御嶽登拝の祈願所として御嶽山木曽本宮があります。
夏山や寒山シーズンには全国からたくさんの方がお参りされています、御嶽山にお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。
長野県木曽郡木曽町福島和合4412-1
電話:0264-22-2400